タクシーで句碑巡り その5

松尾芭蕉は殺生石にも足を運んでいます。
今のように道路が整備されていない江戸時代に、殺生石まで行くのはすごい健脚だったのでしょうね。

「石の香(か)や 夏草赤く 露あつし」

殺生石の近くに、那須温泉神社があります。

ここにも芭蕉の句があります。

「湯をむすぶ 誓いもおなじ 石清水」

那須温泉神社は、舒明天皇2年 (630年)に創建されました。今から、1300年以上も昔です。


平家物語で語りつがれる那須与一。那須温泉神社は、那須与一と深い関わりがある神社です。
文治1(1185)年の屋島合戦、海上に浮かぶ平家の船に立てられた扇の的を馬上から一矢で射とめて敵味方から喝采をあびた話は平家物語の名場面として有名ですね。
扇を射落とす時に、「南無八幡大菩薩、別しては吾が国の神明、日光権現宇都宮、那須温泉大明神、願わくはあの扇の真中射させてたばせたまへ」と祈り見事扇を射落としたことを謝して、那須温泉神社に、大社殿を寄進しました。

那須温泉神社は、商売繁昌、家内安全、病気平癒、身体健全、縁結びの御利益があります。
また、那須与一も祈願したところから必勝祈願の御利益あるとのこと。
ぜひ一度参拝してみてはいかがでしょうか。

殺生石 異様なにおい 硫黄かな

那須観光はタクシーを利用すると便利です。

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